光学ドライブ
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光学ドライブに対応するメディアは、DVD-ROM、CD-ROM,DVD-RAM,DVD-R,DVD-RW,DVD+R,DVD+RW,DVD+R
DLなど、さまざまな規格が存在します。取り付け場所は、内蔵か外付けになります。外付けの場合、内蔵よりも価格が高くなります。
現状は、どのメディアでも対応できる、スーパーマルチドライブが多く使われています。光学ドライブの選択が必要な場合、自宅にあるDVDレコーダーなどの規格に合わせて選択すると良いと思います。
DVD±R DL
DVD±R DLとは、2層式に対応し、DVDメディアの片面で2層の書き込みに対応しているものです。
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関連用語 |
バッファアンダーランエラー
バッファアンダーランエラーは、CD-Rメディアに記録(「焼く」などとも表現されます)している最中に、CD-Rドライブへ記録データの転送が途切れてしまう現象のことをいいます。
メディアへの記録中にコンピュータの負荷が増大した際に発生し、CD-Rメディアが一枚丸々無駄になってしまいます。
記録速度が8倍速以上のCD-R(High-speed という記載がある)が登場した2000年頃、そうしたバッファアンダーランエラーを回避する技術がCD-Rドライブメーカーによって開発されました。
三洋電機のBURN-Proof(バーン・プルーフ)や、リコーのJustLink(ジャストリンク)などがこれに該当します。
これらはライティングソフトウェアと連携し、記録中にドライブへのデータ転送が渋滞した場合、メディアへの記録を一時的に中断し、その後データ転送が復旧した際に先の中断地点より記録を再開する技術です。
これらは多くのドライブやライティングソフトウェアに採用され、ドライブバッファの大容量化やコンピュータの性能向上などによりバッファアンダーランエラーの発生率は大きく減少しました。
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DVD-R
メディアが安価で互換性は高いですが、書き込みが1回しかできません。
DVD-RW
データのバックアップやビデオの保存などの用途にも利用でき、およそ1000回のデータの書き換えができまが、データの書き込む速度が遅いです。
DVD-RAM
ハードディスクやフロッピードライブのような感覚で使用できますが、互換性に乏しいため、メディアのやり取りには向きません。
DVD+R
メディアは比較的安価で互換性も高いですが、書き込みは1回しかできません。
DVD+RW
データのパックアップやビデオの保存などの用途に利用できますが、データを書き込む速度が遅いです。
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CD-R
記録済みメディアの音楽用CD (CD-DA) やデータ用CD (CD-ROM) では、アルミニウムを蒸着した記録面にピット(微小な凹み)を設けて、反射光の変化からデータを読み取ります。
CD-Rでは、記録時には強めのレーザー光を記録面の色素に当てて焼き切り、反射層へ直接透過する点を生じさせて、これをピットに相当するものをつくることで、データ記録とします。このため、一度書き込んだ情報は消去することができません(追記型)。また、記録した場所は肉眼でも白く変色していることがわかります。
読み出し時は、弱いレーザー光の照射により、反射面が直接露出し、反射率が高い点と、色素が残り反射率の低い点を検出して、データとして読み出す事ができます。
反射率の変化はCD-DA/CD-ROMとほぼ互換であり、音楽用CDプレーヤやCD-ROMドライブで再生・読み出しが可能です。
記憶容量は、現在650メガバイト(74分)のものと、2000年頃に登場した700メガバイト(79分58秒)の2種類が主流です。
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低価格で売られているものの中には耐久性や保存性が弱いとされる粗悪品も多数存在しているとされ、購入の際には注意が必要です。
製造国が日本と表記されている物ならばほぼ太陽誘電製なので、低価格でも品質は安定しているものが多いようです。(三菱化学は自社製を販売) |
CD-Rの種類
シアニン色素を用いたもの
太陽誘電が実用化した、初期から現在まで一番多く使われている色素です。
他の色素に比べて光や熱などによる化学的安定性が低いが、CD-Rの普及に1役買った色素である。
台湾製のメディアの一部などは一時期、シアニンを薄く塗ったCD-Rを販売して品質的にも問題があったが、現在はフタロシアニンの普及などにより解決されている。
フタロシアニン色素を用いたもの
三井化学が実用化した色素である。当時は1社のみだったが、現在は広く使われています。
元々安定しており、シアニンに比べて量を薄くしてもそれなりの効果が得られ、低価格化なども重なり近年広く利用されています。
近年の台湾製メディアはほとんどこの色素を利用しています。
アゾ色素を用いたもの
三菱化学が実用化した色素で、裏面が青くなるのが特長。
最も安定性が高く、現在は同社のみだが根強い人気を誇ります。比較的高価だが、他と比べ耐久性や耐光性に特に優れています。
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DVDレコーダー |
1990年代後半に彗星のごとく登場したDVDレコーダーは、
それまで家庭用の映像保存機器として君臨していたビデオデッキに取って代わるまでさほど時間はかかりませんでした。
ビデオテープに比べてメディアが小さく、場所を取らないことや保存できる時間が格段に長くなったことなど。
メディアそのものがすでに普及しきっていたパソコンと互換性があったこと。
様々な理由で家庭のビデオデッキはDVDレコーダーにすげ替えられていったのです。
現在のDVDレコーダーはHDD搭載型のものがほとんど。DVDレコーダーと呼ばれながらも映像を保存するのはハードディスク、という使われ方が多いようです。これはタイムシフト再生(録画しながら少し前に戻って再生する)や、追っかけ再生(タイムシフト再生しながら現在の放送に追いつく)などの利便性がHDD固有のものだからでしょう。
HDDで保存した映像をDVDにコピーして持ち出す、というのが一般的な用途となっています。
DVDレコーダーにおけるDVDの使い方はもう一つ、DVDの映像をHDDに保存すること。
ただし、レンタルショップから借りたDVDをHDDにコピーすることは違法行為であることをお忘れなく。
再生だけならもちろん自由に楽しめますが、DVDのメディアにはDVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、DVD-RAMなどの規格があります。
DVDレコーダーによっては●●は使えない、▲▲は再生はできるけど録画できないなどといったことがあるので、自分のDVDレコーダーが対応している規格を把握しておきましょう。
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DVDラベル 自作 |
最近は、DVDメディアを持ち歩く人が増えてきました。
子どもの成長をDVDに記録する、デジカメで撮った旅行の写真を保存する、大切なパソコンのデータを保存するetcetc…。DVDをたくさん利用する人ほど、メディアは10〜100枚単位で売られているものをまとめ買いしていると思います。
すると問題になってくるのが、どれになにが入っているのかわからなくなること。内容をマジックペンで殴り書き…でもいいですが、オリジナルDVDラベルを自作してみませんか?
DVDラベルに対応しているプリンターを持っていれば、自作は思ったよりも簡単にできます。
自作のDVDラベルにはシールにプリントアウトしてDVDを貼り付けるタイプと、DVDメディアに直接プリントするタイプの2種類あります。
シールで貼るタイプは、ラベルの分だけDVDメディアのサイズ、重量ともに変わってきます。
自作ということはラベルも自分で貼らなければならないので、キレイに仕上がらないことも…。
直接プリントするタイプはシールタイプのような不安はありませんが、ラベルを変更できないというデメリットがあります。
DVDラベルを自作するためには専用のソフトが必要になります。
パソコンやDVDドライブにバンドルされていることもありますし、ネットから無料でダウンロードできるものもあります。
また、自分でデザインした自作ラベルを公開しているサイトもあったりします。
作り方や使っているソフトまで教えてくれるところもあり、自作初心者にとってはありがたい存在です。 |
内蔵型光学ドライブ
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DVDスーパーマルチドライブ DVR-AN18GL
■OFF: |
1,315円引き ( 13 % OFF) |
上記の価格は2006年8月現在の価格です。価格は随時変更される可能性があります。
2006年08月中旬
発売予定
こちらは、内蔵型DVDスーパーマルチドライブ(ホワイトベゼルモデル)です。
2層式の書き込みにも対応していて、書き込み速度もそこそこ速いです。
・メディアの速度を最大200%アップ! 「オーバースピード機能」
1層DVD±Rの18倍速書き込み以外にも、2層DVD-Rにおいては、4倍速メディアで6倍速書き込みを実現! 安価な1層DVD±Rの8倍速メディアでも16倍速オーバースピード書き込みに対応するので、メディアコストを低減できます。
この 製品では、DVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速書込みに対応。DVDのデータバックアップがより快適に行えます。
・高速データ転送を実現する「ハイスピードリード機能」
DVD±RWのリード速度が13倍速と超高速。
また、
DVD-ROMリードも1層は16倍速、2層は12倍速を実現! マスターデータのコピーも高速に行えます。
・1層/2層DVD+Rメディアで高い再生互換性を実現! 「ROM互換機能」搭載
本製品ではDVDビデオを作成する際に、メディアのタイプをDVD-ROMとしてDVD+Rメディアに登録します。これにより再生互換性を高め、家庭用DVDプレーヤーなどの幅広い機器で市販のDVDビデオと同じように再生することができます。
設置方法 |
内蔵 |
平均アクセス時間(ms) |
DVD-ROM:160 CD-ROM:140 DVD-RAM:210 |
バッファ容量(キャッシュメモリ)(KB) |
2048 |
製品タイプ |
CD-R/RW & DVD-RAM/±R/RW |
CD-ROMの最大転送速度(読込み) |
48倍速 |
CD-Rの最大転送速度(書込み) |
48倍速 |
DVDの最大転送速度(読込み) |
16倍速 |
CD-RWの最大転送速度(書換え) |
32倍速 |
DVDの最大転送速度(書込み) |
DVD-R 18倍速、DVD-R(DL) 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 12倍速、DVD+R 18倍速、DVD+R(DL)
8倍速、DVD+RW8倍速 |
接続ポート形状 |
内蔵用40ピン(ATAPI) |
標準対応インターフェース規格 |
ATAPI |
対応OS |
Windows XP Windows Millennium Edition Windows 2000 Professional |
Buffer UnderRun Error対策 |
あり |
HD DVDメディア/Blu-rayメディアの最大転送速度(書込み) |
HD DVDメディア/Blu-rayメディア書込み機能なし |
本体サイズ(W)(cm) |
14.6 |
本体サイズ(D)(cm) |
17.0 |
本体サイズ(H)(cm) |
4.13 |
本体重量(kg) |
0.7 |
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外付け型光学ドライブ
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DVDスーパーマルチドライブ DVR-UEN18GL
■企業・ブランド名: |
I/Oデータ |
■希望小売価格 |
16,485円 |
■販売価格: |
14,200円 (税込) |
■OFF: |
2,285円引き ( 14 % OFF) |
こちらは、USB 2.0/1.1&IEEE1394接続、2層式にも対応している外付け型のDVDスーパーマルチドライブです。やはり、上の内蔵型と比べてもやはり外付型は値段が高いですね。 内蔵型の場合パソコン本体を開けて取り付けする必要がありますが、外付けタイプの利点は、USBなどで接続するので簡単に取り付けができることです。さらに、複数パソコンを持っている場合にも便利です。 待望のDVD±R18倍速書き込みに対応。従来の16倍速対応1層DVD±Rメディアを用いて、18倍速の超高速書き込みを実現します。
・メディアの速度を最大200%アップ! 「オーバースピード機能」 1層DVD±Rの18倍速書き込み以外にも、2層DVD-Rにおいては、4倍速メディアで6倍速書き込みを実現! 安価な1層DVD±Rの8倍速メディアでも16倍速オーバースピード書き込みに対応するので、メディアコストを低減できます。
・CAV方式採用で高速18倍速書き込みを実現! 本製品では1層18倍速書き込み時にCAV方式を採用! 7.4倍速から書き込みを開始し、連続的に書き込み速度が上がるため高速書き込みを実現しています!
・DVD±RWの記録速度アップでデータバックアップがより快適に! 本製品ではDVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速書込みに対応。 DVDのデータバックアップがより快適に行えます。
・高速データ転送を実現する「ハイスピードリード機能」 DVD±RWのリード速度が13倍速と超高速。 また、
DVD-ROMリードも1層は16倍速、2層は12倍速を実現! マスターデータのコピーも高速に行えます。
・1層/2層DVD+Rメディアで高い再生互換性を実現! ! 「ROM互換機能」搭載 本製品ではDVDビデオを作成する際に、メディアのタイプをDVD-ROMとしてDVD+Rメディアに登録します。これにより再生互換性を高め、家庭用DVDプレーヤーなどの幅広い機器で市販のDVDビデオと同じように再生することができます。
設置方法 |
外付け |
平均アクセス時間(ms) |
DVD-ROM:160 CD-ROM:140 DVD-RAM:210 |
バッファ容量(キャッシュメモリ)(KB) |
2048 |
製品タイプ |
CD-R/RW & DVD-RAM/±R/RW |
CD-ROMの最大転送速度(読込み) |
48倍速 |
CD-Rの最大転送速度(書込み) |
48倍速 |
DVDの最大転送速度(読込み) |
16倍速 |
CD-RWの最大転送速度(書換え) |
32倍速 |
DVDの最大転送速度(書込み) |
DVD-R 18倍速、DVD-R(DL) 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 12倍速、DVD+R 18倍速、DVD+R(DL)
8倍速、DVD+RW8倍速 |
接続ポート形状 |
USB Type B、IEEE1394 |
標準対応インターフェース規格 |
USB USB2.0、IEEE1394 |
対応OS |
Windows XP Windows Millennium Edition Windows 2000 Professional |
Buffer UnderRun Error対策 |
あり |
HD DVDメディア/Blu-rayメディアの最大転送速度(書込み) |
HD DVDメディア/Blu-rayメディア書込み機能なし |
本体サイズ(W)(cm) |
17.0 |
本体サイズ(D)(cm) |
27.0 |
本体サイズ(H)(cm) |
5.0 |
本体重量(kg) |
2.3 |
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